目次

証券取引関連


市場価格

【Market Cap】

別名)時価総額
計算式株価×株式総数
会社の規模を表すとも言われる。日本の1位はトヨタで約25兆円。
ホリエモンはかつてライブドアを8000億円まで増やした。

Yahooファイナンス時価総額上位


一株あたりの収益

【Earnings Per Share】

別名)一株当たり当期純利益
計算式税引後当期純利益÷発行済株式数

企業の収益性や成長性が分かるとの事。利益が出てない会社は当然これも赤字になる。
競合他社との比較や、自社の過去の数値と比べて成長スピードを見たりもする。
ただし発行済株式を増やしたら、一株あたりの収益が減るので、新しく発行した理由を調べる必要もある。
一概に一株あたりの収益が減ったからと行って会社の調子が悪いと言うわけではないらしい。

たぶん数値の大小よりも、数値の動きを見るための項目で、次に動きの原因を知って、どういう風に経営していこうとしているかを予測するみたいな。

税引き後当期純利益とはゲーム上では、最もわかりやすいところでは
[企業詳細レポート]の[損益計算書]を過去一年間にした「業務利益」のことです。


一株あたりの資本

【Equity Per Share】もしくは【Book-value Per Share】

別名)一株当たり純資産
計算式純資産÷発行済株式数
会社の安定性を見る指標で、高ければ高いほど安定性が高いとの事。
株価純資産倍率を割り出すためにも使われる。

純資産というのは、ゲーム上では[企業詳細レポート]の[バランスシート]の資本の項目の一番下の合計に書いてある数字のこと。


株価収益率

【P/E Ratio】もしくは【Price Earnings Ratio】

通称)PER
計算式株価÷一株あたりの収益

PERの数値は、低いほうが割安と判断されるそうです。

~ ゲームの中の話 ~
ゲーム上で株価収益率(PER)が異常に高くて、株価純資産倍率(PBR)が低い企業が現れてどっちなんだ?と思った事があります。
自分では一切事業をしないで他社の株を買い漁って配当で収益を得ているような企業でした。
株価は5社中2位で、決して悪くはありませんでした。
収益が少額の株式配当のみなので株価に比べて株価収益率(PER)が異様に割合が高くなる一方で、
所持している他社の株価がかなり上がっているので資産が豊富にある感じになり、株価純資産倍率(PBR)は1.00付近でした。

人間で例えれば莫大な資産を受け継いだけど、収入はかなり少ない人みたいな感じですかね。
周りもあいつは金は持ってるから何かやるかもしれんし、持ってる資産も安定しているもので安心だろうからあいつの株を買っとこう的な。

でもこの企業はほとんど利益を出せないから配当は0.02%でした。他のCEOは誰も買いたがりません。
最終的には持っていた株の買い戻しをされて私の会社の株も買い戻したら他社の株が無くなって、株価収益率(PER)が0になり、株価もそれより上がらずに微増と微減を繰り返し横ばいが続いていました。
資金は豊富にあるようでしたが、他社の株はそれぞれのCEOが100%買い取っていたので、売ってもらえなかったようです。
あくまでもゲームの話です。


株価純資産倍率

【P/B Ratio】もしくは【Price Book-value Ratio】

通称)PBR
計算式株価÷一株あたりの資本
「会社の純資産と株価」の関係を表していて、株価の割安性を測ることができます。
PBRの数値も、低いほうが割安と判断されるそうです。

~ ゲームの中の話 ~
株価収益率の項目で書いた話と逆ですが、ゲーム上で株価収益率(PER)が最も低く、株価純資産倍率(PBR)が頭一つ高い企業がありました。
株価も最も高くこれも頭一つ出ていました。
この企業もPERとPBRの値から目安にする言われるらしい、割安と割高が混在しています。
PERが低いという事は利益の割に株価は割安という事になります。そしてPBRが高いという事は、資産の割には株価が割高という事です。
どういう企業かというと、小売販売店のみの最も大きな業務利益を上げている企業でした。

妙な所が1箇所あり、損益計算書の株式投資還元額が大きな赤字になっていました。
これが意味するものは、得た業務利益を頼って株主から株を買い戻していたんですね。
株価収益率であるPERは業務利益から計算されるので、PERだけを見ると割安感は強いのですが、
株を買い戻していたので、結果的に手元に入る純益は少なくなります。
(事業で得た利益が業務利益で、それ以外の株などから得た収支を足したのが純益。)
すると資産としては業務利益の評価程は貯まらないと言うことになり、業務利益の割に資産が少ない企業となったようでした。

株の買い戻しは、人間に例えれば、、、子供風に言えばお手伝い券を発行してお小遣いを得ていたのが、別のアルバイトで収入を得たのでお手伝い券を買い戻してお手伝いをしないで済むようにしている、という感じでしょうか。
低いPERと高いPBRを例えれば、バイトしてるから金持ってるはずなのに、意外と貯金も物も持ってないなみたいな。

話を戻すと、この企業のケースでは割安なのか、割高なのか、儲かるのかというと、何とも言えません。
ゲームの時間を進めていくと、別の企業が事業に成功し高い純益を出して株価が抜かれ2位や3位になりました。
こういう数値は目安にはなりますが、絶対的なものでもなく、たとえゲームであってもしっかりと事業内容を把握して成長しそうな企業の株を買う事の方が重要なのかなと、極めて一般的な考えに至りました。


配当利回り

【Dividend Yield】

計算式年間配当金÷株価

株価に対する一株あたりの年間配当金の割合を示す指標。
ゲームではある会社の株を10,000株持っていれば、その会社のおそらく1月2日時点の 配当利回り×株価×10,000 の額の配当金が1月3日に支給されます。

年間配当金

配当利回りを計算する前に一株あたりの年間配当金の計算を求める必要があります。
年間配当金の計算式については
計算式一株当たり収益×配当性向

ゲームでは、インフォメーションセンターの[財務]の[配当の設定]項目で、[新しい配当性向]を変えて年間配当金の下地を作っていきます。
最初は0%に設定されているため、年間配当金は発生せず、配当利回りも0のままです。
実際配当金が支払われるのは1月3日で、その時(前日の1月2日?)の一株あたりの収益×配当性向から配当利回りが算出されます。

例えば配当性向を10%にしたとすると、おそらく翌年の1月2日の時点の一株あたりの収益×10%が、一株あたりの配当金として算出されることになります。

もしもいちいち計算するのが面倒であれば、
ゲームでは、1月2日になるとインフォメーションセンターの[企業詳細レポート]の[沿革]に一株あたりの「配当金」とその時の「配当利回り」が表示されています。


年あたりの還元率

【Annual Return】
計算式(年間配当金+年間売買差益)÷1年前の株価

1年間で投資から得られる収益率を指します。過去1年間でこれだけの利益率を出してきましたよ、という評価です。
あくまでも過去の話なので、それが続くのか、バブルのように一時的だったのか将来のことは分かりません。あくまで目安です。

計算を雑に解説すると、1株100円の株を買ったので100円払いました。ちなみに配当利回りは2%です。
1年経ってちょうど配当金が出ました。その時の株価は150円でした。つまり150円×1株×2%なので3円の配当金でした。
その直後に売りました。150円手に入りました。3円の配当金も貰ったので、153円手元にあります。
最初に100円支払い、株を売り153円受け取ったので、利益は売買差益50円+配当金3円で53円ですね。
年あたりの還元率の計算式に当てはめると、(50 + 3)÷ 100 = 0.53 = 53% 年あたりの還元率は53%になります。

ただし、配当金を0%に設定しても、ゲーム上の「年あたりの還元率」ピッタリにはなりませんでした。
もちろん近い値にはなります。


総合還元率

【Lifetime Return】
計算式(株式公開から支払われた配当金+株式公開からの売買差益)÷株式公開時の株価

株式公開時から株を買ったとして、現在売ったらどれだけ利益を得られるかという割合です。
総合還元率が1000%であれば、買った株価の10倍の利益が得られたという事になります。
ゲーム上では株式公開時というのは、非公開という設定にしていない限りゲーム開始直後になります。


【メモ】割安・割高

買うなら割安の方がお得かも、売るなら割高の方が儲かるかも。
ファストファッションの5000円の服は割高?ハイブランドの5000円の服は割安?

安かろう悪かろうの可能性もある。期待外れかもしれない。
でも割高は意味のまんまで大儲けは出来ないかも。